ハーブの湯 2代目ブログ

湯上り休憩室への階段作り


2014年9月30日 0 comments 再オープン復旧工事

こんにちは!
ヘッポコ2代目こと、新潟県の越後湯沢の「ハーブの湯」で2代目をしている伊藤陽介です。

 

 

ここでは、湯上り休憩室への階段作りをお伝えしたいと思います。

 

ん??

 

そもそも、湯上り休憩室って、いったい何って方も多いはず。

確かに、他の施設にはあまり無いかもしれないので、ここでは、ちょっとだけご紹介します。

湯上り休憩室に関しては、別の記事でくわしく書きたいと思います。

 

湯上り休憩室とは、入浴中もしくは入浴後に温まった体を休める休憩室の事です。

おそらく、一般的には、入浴後の休憩室が多いのでは無いでしょうか。

ただ、ここハーブの湯では、「大自然の中の露天風呂を思いっ切り楽しんで欲しい」と言う先代の想いもあり、露天風呂のスペースに、湯上り休憩室を作りました。

 

湯上り休憩室がお風呂の中にあれば、のぼせないように体を冷ましてからまたお風呂に長い時間入れますよね。

(決して無理して長い時間入らないでくださいね!BY 2代目からのマジメなお願い。)

 

 

 

んー、深い~(笑)

 

 

【写真左側の建物が湯上り休憩室】

 

t02200165_0800060013083023346

 

そんな湯上り休憩室なのですが、露天風呂と続く木製の階段が風化してしまい、改修が必要な状況なのです。

湯上り休憩室は、山小屋風の作りのため、もともとの階段も木製でしたが、今回新たに作る階段は、趣きのある石階段を作ろうとしています♪

 

 

でも、この石階段作りがなかなか手ごわくなかなか工事が進みません。

 

先代曰く、「石が積めるようになったら、工事は一人前。」と言うことらしく、ヘッポコ2代目の僕には、その石積の役目は当然ながら回ってこないのでした。。

 

もちろん、先代自らが石積を行ったのですが、

 

 

【石を前に固まる先代】

 

t02200165_0800060013083023345

 

何度も同じ石を移動させては、じっと観察して、また同じ石を移動させる。。

僕からすると、んー、さっきと何が違うんだ??

 

と思うのですが、

 

 

【石を前に固まり続ける先代】

t02200165_0800060013083023343

 

※あまりに固まり続けているので、携帯の向きを間違えてしまいました。。

 

 

更には、積んだだけの石の上に、何度も上がったり降りたりしています。

そして、石を前後に動かし、階段面の広さを調整しています。

 

んー、何回も同じことして、一体何してんだろ。

 

 

ここまで来て、「あっ、なるほど!!」と気付く僕でした。

先代は、この露天風呂に入りに来てくれたお客さんが、裸足でも楽にそして安全に登れる階段を作るために、
お客さんが実際に使う場面を想像したり、自分で試したりしながら、自分の納得するまで、じっくりと作り上げている事に気付いたのでした。(気付くの、遅っ。。)

 

 

石の配置にこだわり続けた先代は、朝も早くから夕方遅く(こっちはとても寒いんですよ)まで、ずっと石の前に居たのでした。

 

今日は雨の中の作業だったので、作業を終えた後、先代の体は芯まで冷え切っていて唇は真っ青。

下着までビチョビチョです。

そんな自分の事はお構いなしでお客さんのためにこだわる姿を、ヒシヒシと学ぶ2代目の僕なのでした。

 

 

 

んー、深い!!

でも、最初にそう教えてよ~ 泣

 

 

 

 

新潟県 越後湯沢 鳥井原温泉

日帰り温泉施設 ハーブの湯

ヘッポコ2代目 伊藤陽介


Back to top